小学生の読み聞かせ 仏教のおはなし「オウムのしまい」
仏教には「ジャータカ」と呼ばれる物語があります。
これは、釈迦がまだ仏さまになる前、さまざまな姿で生きていたとされる過去の物語です。動物や人の姿を通して、人として大切な生き方を教えてくれます。
今回ご紹介するのは「王さまとオウムの姉妹」というお話です。
ある国の王さまは、二羽のオウムの姉妹をとても大切にしていました。
ところがある日、新しく猿がやってくると、王さまの関心はすっかりそちらへ移ってしまいます。
王さまにかまってもらえなくなったオウムたちですが、怒ったりすねたりすることはありませんでした。
ただ静かに、自分たちらしく過ごしながら、じっと時を待っていました。
やがて時間がたつと、王さまは再びオウムたちの姿に気づきます。
そしてその落ち着いた様子を見て、改めて大切にするようになりました。
このお話は、
・人の評価に振り回されないこと
・怒りや不満に流されないこと
・すべての出来事は移り変わっていくこと
を教えてくれます。
私たちはつい、誰かに認められなかったり、関心を向けてもらえないと落ち込んだり、腹を立てたりしてしまいます。しかし仏教では、そうした感情に振り回されず、自分をしっかり保つことの大切さが説かれています。
今回、このお話を子どもにも親しみやすい読み聞かせ動画として紹介しています。
読み手は、小学一年生の娘です。
親子で一緒に楽しみながら、仏教の教えに触れていただければ嬉しく思います。
https://youtube.com/shorts/n3rtflki-OU
晴雲寺では、仏教の物語を子どもにもわかりやすく伝える取り組みとして、こうした読み聞かせ動画を紹介しています。
今後も少しずつ紹介していきたいと思います。